インサートビス

たまたま巡回パトロールしてたら見つけてしまったインサートビス。ほぼ同じか全く同じか知りませんが外側が5/16-18で内側がM5でできてる品物です。
Quiver Killer Binding Inserts
http://bindingfreedom.com/

とりあえずこの手の作業にはいろいろと必要なモノが出てきます。電動ドリルorボール盤、ドリルビット、エポキシ、タップ等々。私は面倒なのでbindingfreedom.comから一式買いました。送料もフラットレートの封筒で送ってくるのでそこに入れば値段は一緒。
まずは自分が使ってるビンディングが何個穴開けなきゃいけないかを勘定する必要があります。アルペンスキーの金具なら概ねトゥピース4個のヒールピース4個なので全部で16個。しかしDUKEはブーツセンターにもう一個あるので18個になります。テレマークビンディングはG3やBDのものなら12個です。つまりスキー1組で30個のインサートビスが必要になります。
ということでインサートビスは100個買いました。

手順ですが簡単に書くとドリルで穴を空ける。タップでねじ山切る。接着剤入れてインサートビスを固定する。これだけですが数が結構あるのでなかなか楽な作業ではありません。
お使いのビンディングによって必要になるネジが異なるのでquiverkiller.comを参考にしてお買い求めくださいませ。DUKEの場合はM5x8の皿ネジ16本と鍋ネジM5x8が2本です。私の使ってるBDのO1だとM5x12が12本。

1シーズンテレマーク、次のシーズンにアルペンで使用したLINE Prophet130を生け贄にします。まずはDUKEを外して塞がれたテレマーク金具の穴に小さなドリルで下穴空けます。続いて7mmのドリルで全部空けます。そしてタップ切りですが、テレマーク金具の穴は水が浸入してきてたのか分かりませんがタップ切ってる途中でねじ山がいくつか潰れました。たまたま潰れた穴は強度はそれ程必要ないかかと置き場なので気にしないことにする。防水が上手くいってなかったのかもしれませんが既存の穴を使用する場合はこのあたりは注意しないと穴の強度が足りなくなるかも知れません。
ということで30個もタップ切ると結構力使い果たした感がありありですが続いてエポキシ投入してインサートをえっちらおっちらと締める。これもたいがい疲れた。エポキシの硬化に時間がかかるのでしばらく放置。

ビンディングフリーダムの中の人がTGRに書き込んでますのでご参照あれ。
THREADED INSERTS: new installation method from Binding Freedom