鍛錬

しばしば訓練と同じように使われますが、よーく見るとこの漢字は「かねへん」なのです。なんでこんなこと書くかというと関市は刃物の街として有名なのですが、トンテンカン叩いて鍛える映像をニュースなどでご覧になったことがあるかと思います。某会主催で刀匠の鍛錬の見学と日本刀と和鋼の話を聞いてきました。
日本刀の作り方を簡単に書くと砂鉄と炭から玉鋼(鋳物状)を作り、薄く延ばして数枚重ね合わせて鍛える、折り曲げるを数十回繰り返して(パイ生地の要領)薄い層が重ね合わせられた状態を作る。その後、刃になる部分を中心に入れる四方詰めでサンドイッチし刀の形に伸ばす。あとの工程もたくさんありますが省略。焼き入れは土を塗ることによって刃文を作ります。