防災について

食料の問題

相次ぐ台風、地震などの自然災害についてマジメに考えないといけないな〜って感じています。先日、山での行動食を兼ねた非常食、保存水を大人4人*3日分を仕入れました。結構な量と金額ですが現実に被災した現場を見るとやはり必要なのだと思います。何もなければ賞味期限が来た頃に消費してしまえば済む問題なので大人4人の保険としては安い(15000円くらい)もんだと思います。防災の日に見たテレビ番組ではライフラインの断絶を考えると1日目の食事は水や火がなくてもそのまま食べられるもの(缶詰等)が望ましい。2日目は温めればより美味しく食べられるもの(レトルト食品等)で3日目はスープ等も含めて多少の加熱や水を使うようなもの。確かに今回の地震においても電気や水道は比較的早く復旧したので多少の調理は可能と思われますが、都市ガスはさすがにまだまだ復旧の目処が立たないのでガス器具を使う我が家はちょっと困りもの。それを考えるとオール電化にしておくべきだったと微妙に後悔してしまう。

避難生活について

仮に我が家が地震で住めない状態になったら、恐らく他の住宅はかなり壊滅的な状況だということは想像に難くありません。その場合、今回の地震とは比較にならないほどの人数が住居を失うことになります。よってある程度寝る場所は自分で確保せざるを得ないな〜って思います。今回多くの被災者が避難所に入りきれずに車に避難しています。我が家は一応ミニバンで車中泊を前提にした車のため車を使用することが可能であれば大人2人は確実に脚を伸ばして寝ることができます。ガソリンの問題もありますが基本的に真冬に山中で車中泊しても寒くはない程度のダウンシュラフが2つと通常のシュラフが2つあるので毛布さえ何とかなれば雪が降っても寒くて耐えられないということはないでしょう。

  • テント(大小含め3)、タープ、ブルーシート
  • シュラフ(4)、銀マット(4)、毛布(2)
  • カセットコンロ、ガソリンバーナー、ガスバーナー、ホワイトガソリン
  • ランタン(2)、ヘッドランプ(3)、懐中電灯(電池切れ)
  • キャンプ用の鍋セット、コッヘル

未装備なもの

  • 懐中電灯、ランタンの予備電池
  • ガスバーナー、カセットコンロのガスの予備
  • カイロ

交通手段は?

名古屋の場合は市営地下鉄、市バス、名鉄バス、JR、名鉄が主な交通手段となります。バスや地上を走る鉄道は大規模な地震の場合運行不能になることが予想できます。地下鉄の場合はどうなるのか分かりませんが仮に止まったとすると移動手段は徒歩か我が家にあるのは自転車ということになります。自家用車は恐らく大混乱のため寝る以外には全く使えないと考えるのが自然だと思います。

病院

自宅から1㎞ほどの場所に総合病院があります。外科は300mほどの場所にあります。車のスイッチが入ればカーナビで病院検索をすることは可能なので車を動かすことが不可能でも何とかなります。一応地下車庫はRC造でかなりがっちり造ってあり潰れないという前提ですが・・・

自宅付近の危険地帯

古いブロック塀や崩れそうな古い家(壁構造の方が家が硬いため比較的安心、柱の家は揺れが大きく開口部が巨大な家は特に要注意)、ルーフィングじゃなくて土と重い瓦を積んだ古い構造(平米あたり約80Kg)の家は大変危険。今でも向かいの家のブロック塀は崩れそうな感じだから近寄ってはいけないと思う。

衛生面

飲料水と生活用水では必要になるオーダーが異なります。お風呂は入れないからある程度の衛生状態を保つためにウェットティッシュ等は用意しておいた方が良いと感じました。トイレは流せないから地面に穴掘ってシートで囲ってやれば何とかなるな。携帯トイレじゃすぐに溢れちゃうだろうな〜。

低体温症、クラッシュ症候群など

今日奇跡的に土砂の中から子供が救出されました。阪神大震災においても7日間近く瓦礫の下で生きていたという例もあるのでこういうことも少しは頭の片隅に入れておかなければならないと思います。下半身が挟まれてしまったような場合、圧迫されていた部分を開放すると大量の有害物質が全身に放出され死に至るというものです。
ハイポサーミアの場合は脇の下、首筋、太ももの内側など血管の近い体幹部分を保温する必要があります。絶対に行ってはならないのは手や足の先端部分をマッサージで、これを行うと冷たい血液が一気に心臓に戻されて死に至る可能性が高くなります。健常者が裸で暖めるというのもありみたいですが詳細は分かりません。