スペクタクル

日記マスターはフットボールも大好きなスポーツのひとつです。チャンピオンズリーグの常連クラブなんかは当然強いわけですが勝負に勝ってもつまらないゲームをするのがイタリアのクラブです。イタリアは良くカテナチオなんて陳腐な言葉で形容されることが多いのですが、現在は攻撃陣に優れたタレントが多いです。でもファンやマスコミが派手な打ち合いすることを望まないから1対0で逃げ切りみたいな試合になるんでしょう。それに比べてスペインは3点取ったら4点目取りに行くような残酷なまでに打ちのめすことをサポーターは要求します。首都マドリーとカタルーニャの対立とかETAの活動見ても分かるように独立運動の盛んなバスクなんかの問題もあり同じ国とはいえ代理戦争的な意味合いもそれなりにあるようです。イングランドは昔のキック&ラッシュスタイルから脱却しつつあります。外国人監督が増えたのがその要因かもしれません。イングランドには攻撃できるピボーテにはとても魅力的なリーグでしょう。全てにおいてハイレベルなプレーを求められますがヴィエラマケレレエドゥ、シャビアロンソ(外人ばっかだ)など優れたプレー見せてくれます。特に攻撃的かつテクニカルなスペイン人プレーヤーはうまくはまれば必ずイングランドで成功すると思います。
フットボールとして純粋に面白いのはプレミアです。スペインも面白いのですがバレンシアのせいでやや全体的に守備的なフットボールが許される風潮が漂っているのが気になります。つまらないのはユーベやミランフットボールです。特にユーベはカペッロになってから最も強くてつまらないことこの上なし。カペッロに辞書にスペクタクルなんて単語は載ってません。ドイツやオランダは余り見る価値ない感じです。フランスリーグはリヨンやモナコなどの強豪クラブに関してはなかなか面白いです。ただ、いい選手がすぐに国外へ流出してしまうというのがこの国の悩みってとこかな。