dmraid

全くの興味本位なんですが、CentOS4.4がインストールされたマシンのマザーにプロミスのオンボードRAIDコントローラ(fake raid)が搭載されていたのでdmraid試してみました。まずは同じ容量のディスクをRAIDカードに2台突き刺してBIOSRAIDで動作するように設定(ただのIDEとしても使えるんで)します。その後RAIDの設定画面を出してRAID1にして2台のディスクをRAIDに加えて終了。普通にCentOS立ち上げて

# dmraid -r
/dev/hdi: pdc, "pdc_bhfjgiiaf", mirror, ok, 156250000 sectors, data@ 0
/dev/hdk: pdc, "pdc_bhfjgiiaf", mirror, ok, 156250000 sectors, data@ 0

ディスクが2台無事認識されています。

#ls /dev/mapper/
control pdc_bhfjgiiaf

pdc_bhfjgiiafがRAIDのデバイス名でパーティション分割すると、この下にいろいろできるらしい。
今回はディスクがそんなでかくないのでそのまま丸ごと使います。

#dmraid -ay
#mkfs.ext3 /dev/mapper/pdc_bhfjgiiaf
#mkdir /mnt/pdc
#mount -t ext3 /dev/mapper/pdc_bhfjgiiaf /mnt/pdc
# df
Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/md0 117658404 83139596 28541832 75% /
none 257780 0 257780 0% /dev/shm
/dev/mapper/pdc_bhfjgiiaf
76897256 4513152 68477856 7% /mnt/pdc

dmraidはあくまでもソフトウェアRAIDなのでmdadmコマンド使った方がパフォーマンスも良いらしいのと安定してるようです。とりあえず安定してるかどうか分からないdmraid使ってRAID1というのは本末転倒な気がしてならないとかいうツッコミは無用に存じます。興味本位ですから。なおsmartctlで/dev/hdi,hdkにアクセスすれば情報見れるのでmdadmよりはお手軽かもしれません。片肺運転や障害時復旧の手順は試してないので分かりません。ホッとスペアなしで良いなら素直にエスカレード7006買ったほうが良いんじゃないかと思うのでした。

とこの文章書いてる最中になぜかケーブルが抜けて・・・なことになりました。ということでRAIDコントローラのファームウェアメニューからアレイのリビルドかけてます。80GBのディスクですがそこそこ時間かかりそうです。この辺が速くならないとちょっと辛いかな〜。mdadmだと片肺でも裏でリビルドしてくれるので楽チンなんですが・・・

80GBでリビルドに2時間ちょいくらいでした。